レビュー一覧

単発でも読める…とレビューでありましたが、私はシリーズ発行通りに読み進めています。今この巻を読み終わった所です。他のレビューにもありましたが、諸悪の根源（爆）とのケリが思っていた以上にサラリと終わってしまった所が少し残念だな…と思いますが、仲間や家族を失った時はホロリとさせられたし、兎に角、メイトの繫がり、オメガの存在…と云うのがとっても良く分かる作品で、今まで何度かオメガバースの作品を読んだりしたけど、純粋に狼に関わってのBL作品は初めてで、とても良かったです。この作品に出会えたのは、雑誌を購読して麻々原絵里依さんが新連載を始めて、それがこの作品のコミカライズで「これは先に原作の小説を読まなければ！」と思い、検索かけて読み始めました。一気に読むには私には理解するのに時間がかかる作品だったので、少し読んでは戻って読み返して…と繰り返しつつも、この独特の世界観に惹かれました。最初の「狼を狩る法則」の中に出てきたレミは本当に厭なヤツって思っていたけど、レミ主人公のこの作品を読んで、子供の頃の背景や家族のどす黒い部分が関係していたと改めて分かった作品で、ジェイクがメイトで本当に良かったなって思える作品でした。最後の方では弟も…（笑）弟の主役の話も何れ読めるだろうと淡い期待を持ち始めました。久々にシリーズ全て読みたいなって思えた作品です。是非、スターリングの話も読ませて欲しい！（笑）

邦題『狼を狩る法則』のシリーズ2。私立探偵ジェイクとその彼の血で人狼になってしまったチェイの友人レミとのラブストーリー。結構ワイルドでエロはかなり高め（わーい嬉）直裁的な表現の仕方も日本物と違っていてこれぐらいなら自分的には大丈夫でした。ちょこっとSM要素有り。少し惨虐なシーンもありますが、ストーリーは面白かった。レミの葛藤からの受けにまわってからの色気と可愛らしいさがなんとも。2人のシャワーシーンもエロティックで（喜）面白かった！ので次は（高校卒業してからの）レミの弟とリース編もそのうちお願いします。

ジェイクがすごくいい男なんですよね。男前な執着攻めが好きな人にはおすすめです。お話はレミの父親の暴力的な描写があるので…少し苦手です。

シリーズの中では1番好きなCPです。海外作品ということで、ネイティヴアメリカンだったり、バイカー集団だったり、コスチューム系のSMだったり少し馴染みない感覚はありますが、そういう異文化に触れるのもM/M小説の楽しみ方なのかも。日本のBLと違ってゲイロマンスの雰囲気が強いので、リアルっぽいのが苦手な人は合わないかもしれません。

狼シリーズの2作目です。前作でチェイの親友として登場したレミと、キートンのボディーガードをしたジェイクのお話です。前作のときにすでにメイトであることが明らかになっていたので、またレミはホモフォビアの一面があったので、どうなるのか気になっていたふたりです。前作でのレミはきつい性格をしていたので好きになれなかったのですが、今作ではすっかりいいこのかわいこちゃんになっています。ジェイクも言っている通り、今までのひどい態度や暴言は、家庭環境による演技だったわけですが、とにかくレミの状況がひどすぎてつらい。ジェイクとレミのいちゃいちゃももちろんあるんですが、それよりもレミの父親の印象が強すぎて、あまり甘々の雰囲気は感じられませんでした。でもジェイクの男らしさと、レミの弟スターリングに癒されました。挿し絵はもちろん白黒なんですが、これは是非カラーで見たかったです。ネイティブアメリカンだけどエメラルドの瞳を持つ美形のレミと、同じくネイティブアメリカンで背が高く男前のジェイク。絶対美しい。このふたりはよく膝抱っこもしてるので、それもまたおいしかったです。

こちらは前作よりもオメガバースっぽいです。オメガも出てきますし。前作読んでなくても理解できますが、読んでいた方が格段に楽しめるかと思います。私は、もうはまりまくっています。

シリーズ未読です。他レビューで単品でも行けるとの事だったので、設定重めが好みだったのでこちらを購入。これだけでも内容は理解できますがやはりシリーズ通して読んだ方が良さそうです。好みの問題なのかも知れませんがキャラに愛着持てずに終わってしまいました。レミは前作とのギャップが肝なのかも知れません。今作だけ読むとあまり個性が感じられませんでした。それにしても父親が酷すぎなのに最後があっさり過ぎて消化不良…。あまりストーリーは深くないです。評価見るとこれがシリーズ中一番面白いとの意見があったので今作ハマれなかった私は他は読むことないです。評価下げてすみません。

あー、うん、みんな下半身なのね。という感想。もう少し情緒が欲しい。

コミカライズされた狼を狩る法則を読んで、こちらのカプも気になって読みました。普段BL小説はあまり読まないのですが、描写も細かくてセクシーでした。ジェイクはカッコイイし、家庭環境最悪なのにレミは優しくて弟思いで、ラストは切ないところもあったけど当然ハピエンです。映画を見てるみたいで本当に面白かったです。

良かったのは良かったです。同性愛へ偏見を持つ暴力的な父から自分と弟、そして友達を守るために同性愛者でありながら同性愛者を非難するようになってしまうというのは割とリアルに起こるものだと思います。ただBDSMのサブとドムの関係があまりにも意味なくねじ込まれていた気がし、さらにそのサブドム関係が実際のサブドム関係とは異なるものだったのでそこはいやでした。ただ「ご主人様」と呼ぶだけならサブとドムの関係も何もありませんし、BDSMなら双方の安全のためセーフワードが必要です。でもスターリングとリースは可愛かったです。二人の作品でないかなー楽しみ楽しみ。