レビュー一覧

昨年、紙での発売時にサンプル読んだだけで釘付けになった本作。待ちに待ってやっと読みましたが、素晴らしい以外に褒め言葉がない。どんだけ細かく作り込まれてるんだってゆー古代神話のよーな世界観にただ都合良く進むわけじゃない複雑に絡んだ人間関係、残り2巻あるのでまだ序章といったところですが先が気になって寝れない(笑)。基本的に青の王とセージのお話のとーですが今のところ愛云々は見えず扱いなど若干乱暴だったりもします。。他の登場人物それぞれの個性もしっかり確立されてて駆け引きめいてたり探り合うよーなやり取りもまた読み応えがありますね。カテゴリ関係なく「読むことが楽しい」作品です。

ギル推しでしたので、１巻の中途から急速に興味が薄れた事は、正直に申告します。青の王に興味はない。セージに対する態度に一貫性がなく、最初セージを抱くにしても、陵辱する心理がよく判らなかった。「臣下の人望は厚く、他の側女には優しい」評価の男が何故、ベソをかく子どもに当たりがキツかったのでしょうね？　（過去を加味しても後付設定に見えます）そのくせ一転して大らかな器を見せ、セージをからかい、セージはそれを自然に返すバカップルさ。唖然です。セージ、お前たった今、好きな人の前で裏切りを演じ、二重に辱められたんだぞ？　何その意味不明な反応。今のお前の態度、理解出来ない。……と、そんな感じで、人物が今ひとつ作りこまれて居ない気がします。物語も全体的に場面場面のツギハギ感が酷く、「え？そんな事、書かれてた？」「話飛んだ？？」と、理解し辛い箇所が散見しました。きっと、こういう場面を書きたいだけなんだろうなって透けて見える為、前後の流れがブツっと途切れ途切れ。せめて主要人物二人の機微は丁寧に触れて欲しかったです。安定していたのは、脇役の皆さんだけかもしれない……。

ずっと気にはなっていたのですが、Rentaでコミックが出たのを読み、世界観に引き込まれて速攻小説も全巻読破しました！そしてコミック同様、1巻のスピード感と読み手を引き込む世界観はすばらしかったです！なのですが…2巻以降のとっちらかった感じに着いていけず…。他の方も書かれてますが、最終的に回収されてない話しが多い&流れに必要ないと感じる部分が多く、｢あれってどうなったの？｣｢あの部分って必要だったの？｣と途中からもやもや。中だるみして流し読みする場面も多々。3巻目からは主人公の二人に対しても｢何回似たようなこと繰り返してんだ!?学習能力ないの!?…正直、私が国民だったらほんとに国預けたくないのですが…｣と思い始める始末(^^;あとせっかく『5人の王』と言うインパクトあるタイトルなのに、2巻以降主人公二人以外の王の存在感が薄いのも残念でした。必要なところはしっかり残し、必要じゃないところはすっぱり無くして話しの流れに矛盾違和感を消した、上下巻くらいに納めた方がまとまりが出てよかったのではと思います。（こういう展開があったらドラマチックじゃない!?っていうポイントをどんどん盛り込んだら、話し繋がらなくなりました。っていう印象だっので…） 世界観は本当に良かっただけに、途中から構成編集部分が雑だったのが残念です。

高評価につられて読みましたが…。絵は確かにきれいです。話の設定も面白いと思いますが、これってBLにする必要はないのではと思います。BLの切なさとかは全くありません。当たり前の世界設定となっています。また私は、自分の思いにまっすぐすぎる主人公に感情移入できまんでした。そしてその主人公(ローティーンの子)にこの仕打ちは…痛いです。話自体もあちこちと飛ぶので、正直すべて理解できませんでした。

三部構成の作品らしいです。試し読みがたっぷりなこの作品ですが、残りのページ数は約半分ほど。内容は王道です。奴隷でもあった少年が宮殿に召し上げられてあれやこれとひどい目にあったり、と奮闘する流れ。そして能力も開花しちゃって、ついには王様にもなっちゃうよ、って物語。ただ、主人公の少年の年齢が14歳？そんな子供に手を出す大人にげんなりしました。人としてどうなのよ？生理的に無理！でも一番気になったのは、試し読みで気づかれた方もいるとは思いますが、文章が大変読みづらいということ。文字だけではイメージしにくい箇所も多々有り、コミックで例えるなら動きの硬い絵といった感じでしょうか。けっこう混乱してしまうところがあります。なにより読者を置いてけぼりにしすぎ。突拍子もない設定が入ったりと、ちょっと興ざめするところがありました。不思議に思ったので調べてみたら、どうやらこの作家さんは某有名小説サイトで連載していたとのこと。プロの作家さんではなく、編集さんの目を通しての作品でないことに納得しました。きっと二巻は買わないかなと思います。勢いで買ってしまったとはいえ、これで９チケはもったいなかった〜。ついついジャケ買いしちゃった！

設定がおもしろかったので、星２つ。文章の拙さと構成の悪さ…まあ、大昔のコバルト文庫を思い出します。青の王の二重基準ならぬ四重基準や布石回収ミス、そんな内容への突っ込み＋描写のなさ、とってつけたような突然のきゃらきゃらした明るい会話、…なんなんだ？と、言いながら、しっかり全部読んでしまいました。これは、作者の勝利ですかねー。表紙の勝利ですかねー。だって、内容を云々言うのは、結局のところ、読破しましたという証ですし。まあ、そんなこんな。ただ、一番の問題は、没個性です。王が世襲制ではない設定も、目新しいものではないし、この世界観を語る時に、しっかりした描写がないので、よけいに薄っぺらいものになってしまっています。って、しっかり書き込んでる私もどうよ…。

イラストが良かったのと、レビュー評価が高かったので読みはじめましたが、あまりにも文章が下手で読みにくく途中でギブ。王道ファンタジーなのに、アイスクリームだのスプーンだの出てきた段階で、もういいや、、、となりました。

一巻は面白い。設定も青の王のS具合も良い。今後、主人公が大きく力をつけ羽ばたく未来を期待させる感じでした。恋愛も期待できそうでドキドキ。しかし、想像と違ってた。主人公の甘すぎる子供じみた行動や考え方にうんざりだ。恋の進展もあんまりないし、人間的な成長も見られず、周囲を巻き込んで、ことごとく関わる人間を不幸にし、それを嘆いて悲劇のヒロインぶってる様子をだらだらと読まされている感覚になる。読むのが苦痛。2巻と3巻を購入して損した。ストーリーもだらだらして読むのが嫌になる。か弱くて守りたくなるお姫さま的な主人公って、なんかもう設定が古いし、イライラするだけ。良いのは1巻だけ！私には合わない。

こちらで２巻まで購入し読みましたが、続きが気になりすぎて紙の方で全巻揃えて読みました。こちらで3巻が出たらこちらでも購入すると思いますｗ感想としては、良かった･･･本当に良かった･･･の一言です。他の方も書かれていますが、このお話はWEB掲載されていたものです。それなのにこの世界観は本当に凄いと思いました。設定も素晴らしいです！これぞ本当のＢＬファンタジーと呼べるものだと思います。このお話はタイムスリップの要素があるので、全巻読まないと少しわかりにくいと思います。逆にいえば全巻読めば納得できるお話です。なので話が理解しきれないけど雰囲気とかキャラは好きだ！という方には全巻読むことをお勧めします！また、現在は「５人の王−外伝−」（本編の数年後）がWEB掲載中ですので、そちらも読むことをお勧めします。長くなってしまいましたが、最後に一言･･･「青の王とセージさいこー！」

3巻まで一気に読んじゃいました！3巻まで読んだ後、1巻を読んだときと大分違った印象を受けました。他の方のレビューでもあった通り、2巻が時系列がパッパッと変わるのと、登場人物の名前が覚え辛くあれ？となることも暫しありました。私はBLのファンタジーものだと思って読んでいたので、2巻の話の展開上、仕方なかったかもしれないのですが、青の王との性描写がなさ過ぎて読むのが辛かったです(T ^ T)あと後半ギルが出て来なさ過ぎて、もっと恋愛面での切ない描写を期待していたので、ちょっとガッカリでした。それを考えると1巻はすごく面白かったです！やはり、BLなのでストーリーも重要ですがこれだけ多くの人物も出ているのでもう少しそれを生かした人物や恋愛の表現がないとちょっと飽きてきてしまい、せっかくここまでお話を作り込まれているのに、ちょっと残念でした。とはいえ、最後はなんとか話もまとまり、ちょっと強引なハッピーエンドで良かったです！これで、主人公が不敏なまま終わっていたら本当にやるせないです…。セージと青の王が気付いたら最後くっついてた！って感じだったので、そこだけもう少し何があってお互いそう思うようになったのかを詳しく書いて欲しかったです(T_T)もうちょっと色んなキャラの心理描写があると私的にはもっと良かったのにな〜と思いました。読んで悔いなし。たまには王宮ファンタジーも良いな〜(*´〜｀*)