レビュー一覧

ふったらどしゃぶり。からのファンです、やっぱり最後はなんだかジーンと来て泣けました、幸せ過ぎて。。。長い片想いが実ったカタバミの気持ち、到底無理だと諦めていた恋でも、きっと最初に出会った時からこうなる運命だったのかな？とありきたりな言葉ですがそう思いました、途中の2人のやりとりには声を出して笑っちゃいました、カタバミの想いは、一見不気味な一途とも紙一重で怖っっ、、、とも思えたけど、読み進めるうちにそれらは不思議と無くなり、初鹿野が想いを秘めていくように、読みながら自分もいつの間にかカタバミが好きになっていました、夜、静かな部屋で光るクラゲや熱帯魚などの動きをゆっくり眺めているような、ホッとするそんな物語です、お勧めです。

作家買いです。へたれワンコ攻め大好きです。すごく面白く読みました。でも実は、読めば読むほど、あの攻めが、受けを神様みたいに崇拝しているあの攻めが、意識ない受けと合意なくやっちゃうことは絶対あり得ないと感じました。あの攻めだったら、キスはしたとしても、絶対やらないと思うな。その意味で、この最初のエピソードはかなり疑問ですが、やっぱり、話のもっていきかたがお上手なのと、一途なワンコ設定が大好きなのでおまけの５です。

作者買いです。一穂さんの作品は殆ど読んでいたのですが、この作品だけ未読でしたが購入して正解。可愛い攻めさんに男前受けさん大好物です。何を失くしても受けさんとの（一方的な）思い出があれば生きて行ける位の執着心とか、ちょっとヒクぐらいの愛が攻めさんの可愛いキャラで受けさんもほだされていったんですよねー可愛くて一途なお話しでした

なんか、最初は「ちょっと私的にダメな設定かも？」と思うような方喰くんでしたが、ゆっくりゆっくり愛おしくなって、いつのまにか自分も一途に初鹿野くんを想う気持ちに寄り添っていました。物語は、全編通して明滅していて、読みながら光と灯と、暗さと闇とが寄せて返すようでした。光と闇、明と暗、相容れないはずの2人が溶け合っていく過程がゆっくり堪能できます。

凪さんのはなしにも同じような、執着愛満載の面白いはなしがあるのですが、それに匹敵する面白さでした。満足です。

この作者さんのお話の中で1番お気に入り。頼りない攻めなんだけど、受けを思う一途な気持ちは何よりも強くてこれだけ思われたら気持ち持っていかれちゃうと思います。長年の思いが届いてホント良かったねーってちょっと涙です。心象描写が繊細で、ロマンチックな雰囲気を甘くなりすぎず表現されるところがすごく好きです。

面白かったです。しかし私はストーリーの面白さより、やはりこの作者様の言葉の紡ぎ方に本当に感心しちゃうんですよねえ(いつも似たようなことを書いちゃいますがね)、こんなに丁寧に気持ちの機微が言葉で表現できるものなのか、と。BL作家だけで終わってほしくない、でも他の世界に行っちゃってほしくない…複雑な気持ち。あ、星が１個ないのは、冒頭の酔った末の出来事が嫌だから。あれ、犯罪ですよね。COCOCOさんも書いていたけど、読めば読むほど攻めはそんなことする性格じゃないって違和感を覚えます。

受けを崇め奉る執着攻めは別作者さんのもので超お気に入りのものがあって、申し訳ないけどやっぱりインパクトが弱くなってしまいました。。けど、その健気ともいえる一途さには絆されてしまいますよね〜。同僚の葛井がなかなか気になるキャラでスピンオフへの期待が高まる！

因縁の過去を持つ二人が再会して、恋愛に発展していく。という、好きな設定のカップルです。双方、なかなかクセのあるカップルですが、ハッピーエンドで良かったです。

大好きな作者様です。一穂先生はハズレ無いですね。物語は同級生物でお互いの両親が不倫相手で複雑だけど本当に上手く状況を整理して進んで行きます。数年たち再会して直後から二人の関係が大きく動き出します。コンプレックスを抱えて過ごしてきた攻め。人当たりの良い受けがお互いに理解し合える事件を知って抱き合うシーンはウルウルしました。