レビュー一覧

この3部作、メチャクチャ好きです。相手が好きであればあるほど、加虐性が強まっていく主人公。それを受け止めようとする2人の絡みは、現実にはないかもしれないが何処かにあるのではと思わせます。最近のBLよりも、この手の話が好きなのかも…作者がボンデージ好きなので、それが苦手な人にはオススメしません。

ハードな調教シーンがあるので苦手な方は無理だと思いますが、根底には愛があるのでそういう意味では安心して読めます。相思相愛の主人公達に対して当て馬的に登場する人物が物語のキーを握っていて、それが一番の見所ではないかと思います。第1巻には著者初のBL作品（読み切り）も入っています。やはりカップルは相思相愛なのですが、不安で相手の気持ちが信じられず、偶然会った恋人の昔の相手に唆されてある行動に出てしまう…という魅力あるストーリーです。

他のところで１巻無料だったので読んで、続きをレンタで読みました。最初は倒錯した雰囲気と耽美な絵柄がホラーっぽくて怖かったけど、いい意味で裏切られました。もっと凄惨な展開になるかと。表紙の美少年･更紗と長髪の一成、更紗の従兄でちょっと危ない雰囲気の美人・遥希が中心です。線の細い更紗よりも王子様的な一成が嬲られるほうが多いです。長髪の美青年が虐げられる姿はとても美しいのだけど、一成は魂が健康な人で揺るぎない強さの持ち主なので、私はあまり萌えられなかった…。前半で一成と更紗を責めまくる遥希が、後半では責められまくっていて、それが萌えでした。基本ハードなプレイですが、スカはないし修正もすごいので、そんなに痛々しくないです。主人公を取り巻く人物たちも人間味があって、ちゃんと愛のある世界でした。こういう倒錯した三角関係の場合、途中誰かが蚊帳の外になったりして納得できない展開が多いんですが、この３人はきれいな正三角形。更紗と一成、更紗と遥希はもちろん、一成と遥希もみんな必然だったと納得しました。読んでよかったなと思います。

懐かしい！この作者様の『星の館』シリーズが大好きで、当時絶版した本を手に入れる為色んな古本屋に出向いた記憶がよみがえります。原作者様の同人誌を申す込むとき、ファンレターに絶版本の事を書いたら手元に何冊かあると言う事で譲っていただいたんですよね（お金はきちんと払いましたよ！）矢張り今読んでも良い作品だと思います。絵は古臭い印象でしたが、どの作品もストーリー性と心理描写が深いんです。作者のＳＭ，ボンテージ愛は妥協が無くかなりハードですから、「何ちゃってＳＭ」や「サドっぽい」「マゾっ気のあるキャラの恋愛」が好きな方は注意が必要です。愛情と信頼関係が無くてはＳＭは成立しない、これが柱になっています。性描写も過激ですが恋愛要素も強いので、常に続きが気になる作品です。

描写も修正されているので、そこまで痛々しく感じませんでした。こういう愛のあり方もあるんですね。

ハードなSMです。1巻読んだら2、3巻借りちゃいました。かなり痛そうなので苦手な方は要注意

超ハードSMで、しょっぱなから見てるこっちが痛い痛い痛い。ここまでハードなのは初めて読んだので、ほほぅ…痛い痛い…ふむふむ、と思って楽しんで読みました。でも、疲れてる時とかには読まない方がいいかも。

凄い内容だけど、苦しんでいる気持ちが切なくって泣ける。

ぶっ飛んでました(笑)絵もきれいでおもしろかったですちょっと痛々しいですが

なんかすごいです。絵の雰囲気も独特です。