レビュー一覧

斑目弟(ヤクザ) X バーテンダー湯月シリーズ第三弾。 圧倒的なオスの力と魅力を持つ斑目の前で惹かれながらもメロメロ(死語)にならない、凛とした湯月のしなやかな強さがイイです。このシリーズを読むと、美味しいカクテルが飲みたくなりますね。ドSな斑目のお仕置きが1巻ごとにエスカレートしていってるので、次作では極道スーツのように特注ピアスも登場するのでは…？と密かに期待しています。

相変わらず甘さは漂わせないけど、強く繋がっている２人でした。またしても攻めの過去の因縁から受けは事件に巻き込まれ痛い目に。この２人にとってイタさはデフォルトかと。攻めが助けに来て間一髪のところで貞操は守られる、とならないのがこのシリーズですが、この２人にとってはココロが繋がっていればそれでいいのかなと思える、他の作品とは少し変わった気持ちを味わえるシリーズで今作でした。

斑目が湯月に執着してるのはすごく感じるのですが、もう少し甘い感じも見てみたいです。でも、そんな斑目だから魅力的に感じるんでしょうね…

このカップル、好きです。攻は相変わらずのドＳっぷり。でも悪いオトコはカッコイイ。受もやっぱり達観してて、素直にラブラブとはいかない二人です。攻がアレなんで、どうしてもお仕置き的なHになりますね。今回は命をかけた救出劇もありますが、もう少しだけ甘さもあると嬉しいかも。

もう…大人の恋愛です。大好物です。今までは極道スーツのシリーズが一番のお気に入りでしたが、このシリーズが進むごとに芦澤さんよりも大好きになりました。　超オススメです

主人公が痛い目に会うのは好きではないんですが、このカップルの話は読んでしまいます。相変わらずどSの斑目ですが、湯月の替わりはいないとの自覚はあるようで、命懸けで拉致された湯月を救出しようとします。湯月もそういうところに囚われちゃって離れられないよね。でも、読者としては、変態お仕置きエロもいいですが、ショートでいいので、甘いところも読みたいよ！

追い込まれれてく主人公にドキドキハラハラしてしまいます。

極道ものならではの、脅しのドキドキワクワク感を味わうことができ、楽しかったです。班目さんから湯月へのおしおきは本当にエロくて、よかったです。

斑目弟シリーズの3冊目です。素直じゃない二人ですが、お互いかなり愛し合ってます。もう続きが読みたくて。中原先生、お願いします！

シリーズ三作目。今作も、どこまでギリギリで生きるのって感じです。でも読んでしまう。激しいのは辛いじゃないし、この二人に平穏は似合わないかもと思いつつ、時々ご褒美のようにある釜男ちゃんとのシーンに癒されてしまうのでした。