レビュー一覧

今後どうなるのか気になるでも、これで完結かな?話がちょっと急展開ぎみだったかな。

永い眠りから覚めた吸血鬼・式部×想い人の孫(行人)というありそうでなかった組み合わせ。絵は相変わらず美しいです。吸血鬼と言っても生粋のというわけではなくて、英国にわたり、なんらかの方法で後天的に半吸血鬼になったらしく、不老不死ではあるが日光もOKで普通の食事もするため吸血鬼感は薄い。自分が眠っている間に想い人は病で先に逝ってしまって、目が覚めたらその孫がいるってどんな気持ちになるんだろう･･･。行人目線で話しが進むので、式部がどんなふうに感じ・苦悩しているのかがわかりづらいのは残念。 行人はほぼ一目惚れ状態なので、いかにして式部を好きになったのかとかそういう段階的なものはありません。式部が祖父に想いを寄せていることに気がついて、そのことで悩むくらいでしょうか。 この作品、式部目線だとかなりの悲恋ですね。当事の大佐(行人の祖父)が何を思って式部を目覚めさせなかったのか。病に倒れなかったら目覚めさせたんだろうな。目線が違うだけで全く異なる見方の作品になるお話です。その点も含めて毎度のコトながらもう少し奥行きがほしい(^^;せっかくの吸血鬼設定が！霧壬先生のファンタジー好きだけにもったいない〜！本編の最後にある猫又・杜若のお話は別の作品「花贄」のスピンオフです。そちらを読んでないと何のこと？？と思うくらい唐突で驚きました。花贄も好きなので個人的には読めてラッキー♪

好き嫌いはあるかも。綺麗にロマンチックに書いてるけど、中身はそんなない。せっかくの(？)吸血鬼ものだからもっとしっかり書いてほしかったです。でも絵が良かったので☆おまけしました。どちらかというとビッチ受けの感じも好きじゃなかったです。

吸血鬼攻めが個人的に好きなので購入しました。気持ちの変化が急であったり少し雑な感じがしたような気が…

主人公(受け)が大尉(攻め)の上官だった人物のお孫さんは、ネタ的にあるパターン。亡くなった上官とお孫さんが瓜二つというのもパターン的にあり。でも、大尉の上官で主人公のお爺様は大尉をどうしたかったんでしょうかね･･･(苦笑)そこがちょっと気になりました。

帝国軍人、吸血鬼、祖父の部下と設定もりもり。帝国軍人が吸血鬼になるというファンタジーは満載です。大尉が行人を好きになるのが、かなり急に感じました。ごちゃごちゃ感があって読みにくかったです。最後の「since2017」8Pのおまけは面白かった。

いやーん。大好きなヴァンパイヤで、絵も綺麗。はまりました。

絵に引かれて購入しましたが、ストーリーが浅く気付いたらENDキャラとか時代背景が良かっただけに残念です。

イケメン軍人な上に吸血鬼…盛り過ぎ設定の割にはストーリーが浅い。一度読めば満足。

ゆうや先生らしい世界観。やはりこの先生は下手に現代モノ描くより、こういったオカルト寄りの時代交錯した作品が合います。吸血鬼を題材にしているわりには吸血シーンが今一つですし、軍人モノと言うには、軍服はほぼ無いので評価は分かれるかも。ラストがちょっと駆け足だったかな？と思います。