レビュー一覧

とにかく文章が稚拙すぎて、中学生が英語を訳したのか？と思うようなたどたどしいというか、状況説明をするだけの文章に途中でイライラしてきました。へたくそな訳のハーレクインロマンスか？というような登場人物の名前もジョンとかマイケルとか時代設定はどこの国のどの時代なの？話の筋は悪くないと思うけど、なんか膨らませてほしいところが事実として過ぎてしまってなんかとにかく表現力がここまでない作品初めてです。

まず、表紙がベルバラに思い切り寄せてますが中身は全然違います。舞台や設定、キャラも浅くなく、悪くはないです。ヒロイン、ヒーローそれぞれの任務や人生があって、心のままに行動は出来ません。双方最初から恋に落ちてますけども。全体的に、何だか色々伝わり切らないのかな？惜しい印象です。

設定としては好みな感じなのですが、ちょっと物足りなかったような感じです。弟の結婚がダメになった事とか、公爵令嬢の好きな人とかが回収されてなくてこれは何か別のお話でも出されるおつもりなのでしょうか？もしも、私の見落としでしたらすみません。

ヒーローは、ヒロインにベタ惚れ。女騎士好きな方にはお勧め^_^

隠密の王子と男装騎士団長の恋物語。賊と間違えられた王子が捕まえた側の騎士団長に一目ぼれ。両想い。騎士団長が仕える公爵に国家反逆の嫌疑がかかるが、その黒幕を追い詰める物語も絡んできます。とても読みやすいです。色々とご都合主義ですが『ハニー文庫』ですので。世界観と雰囲気を楽しむシリーズだと思っていますので、ツボにハマるかどうかは別れるところだと思います。

可もなく否もなく...ってところですね。甘々なところは少なめで、全体的にまっとうな小説系に落ち着いたなって思います。ただ、ほかの皆さんが言われるように、主人公2人の話だけで進んでいるので、サイドストーリーはざっくりざっくりで物足りなさを感じます。