レビュー一覧

本当のお話しかもしれないが…だからと言って面白いもんでもない。

ちょっと切ないけど心暖まる作品でしたなぜか懐かしくなります

主人公の男の子が男の子に初恋をしてしまったことを普通ではないと認識し、それを周囲の人に言えない姿がとても切なかったです。状況を冷静に判断し、精神的に大人な子だと思いました。

新井祥先生のところでアシスタントをしているコウ君のマンガということで読みました〜♪小学生の頃に初めて好きになった人が「男の子」だったコウ君の本当の話です。みんなと違うということで、他の子たちから変な目で見られるんじゃないか、大好きな正人君も気持ち悪いと思うのではないか？そう思うと、どんどん自信がなくなっていって、うつむいてしまうコウ君が切ないです〜！（T◇T)　自分の蝶の蛹だけがみんなと違ったから、それを隠すためにこっそり捨ててしまうエピソードが胸にささります。男の子が男の子を好きになることもあるということを当時の教育や性教育では教えていなかったため、コウ君が気持ちの行き場をなくしてどんどん追い詰められていくところが本当に悲しい。　絵のタッチは、少し昔の少女マンガ風でお母さんはバブリーな髪型(笑)クラスの子たちもいい子ばかりでほのぼのとした内容なので、すごく読んでいて救われます。　　セクマイ（LGBTという表現は好きじゃないので)の子どもたちやその家族、友人・周囲の人達、そしてそれ以外の人達にも、もっと早くから、そういうことを知ってもらえたらという願いから描かれたもののようです。なるべくたくさんの方（特に子どもたち）に読んでほしい　作品だと思います。。。

こういう実話ベースのものって、本当に貴重です。小学生の恋心、それも同性(男の子）に対して、いろいろ悩んだ上に、今があるのですね。共感し、応援しながら読みました。

以前から読んでみたかった作品です。ご本人の実体験、まさにLGBTの方々のうちのひとりのほんとうのこと、が描かれているので、単にBLという枠に収めて読者を限定してしまうにはもったいない内容だと感じます。

素晴らしいです！！！！！キュンキュンが止まりませんでした！！！こいいうほのぼのキュンキュン話が好きで、久々に自分の中でヒットしました！そして主人公が好きな男の子がかっこよすぎて……小学生の頃の人気者って、あんな感じだったなぁと懐かしく思いました。他にも90年代に小学生だった人には懐かしくてたまらない要素ばかりです。肝心の主人公の恋心については、葛藤がありつつ淡い片想いで終わりますが、暗すぎる話にはなりませんでした。とちらかというとハッピーな感じでまとまっていて、読んでてスッキリするくらいです。上にも書きましたが、主人公が正人くんにキュンとするところが共感の嵐ですね。あんな子いたら全員好きになるわ！！！クラスメイトも個性のある良い子ばかりで、そこも読んでいて楽しかったです。試し読みにはない各話の間の小ネタ？もとても面白いです。また、作者の当時の想いなども記されていて、より本編の理解に繋がりました。電子書籍のオマケは1Pのみでした。とても読んでいて癒させるので、落ち込んだ時にまた読もうと思います。買ってよかった！！！

同性であっても異性であっても、人に恋する心、愛する心、偏見を持たずに大切にしたいなと思えました。自分は偏見を持っていないつもりだったけれど、やっぱりどこかで偏見があったんじゃないか、今も自分では気づいていない偏見があるんじゃないかと自問自答しながら読みました。

読みたいから検索したらあったからやった！と思ったら高い…えー…どうしよ…

ストレートでもLGBTでも、誰にも言えない悩みはあるし人に話せない秘密はあります。たまたま『一般的』ではなかっただけ。