レビュー一覧

『500日を生きた天使』を読んで辛くて泣いてしまいました。生きているって素晴らしいんだ、という事を病気の子どもに教えるために日々を懸命に生きる母の強さに胸を打たれます。

世界中の子供たちはみな幸せな子供時代を送って欲しい。

子どもをテーマにしていますが思ったよりもサクサク読める内容だし面白い内容でした。

逞しく女婿や子どもが生ききる姿が描かれています。結局お気に入りの話だけ単行本を買ったので意味なかったかも…

「天使の腐臭」が目当てでレンタルしましたが、それ以外にも私の好きな虐待のお話が含まれていて、大変お得に感じました。他にもワンちゃんや売られた女性など弱い立場の人（犬）を題材にしたお話は本当に心に響きました。

弱くて酷い目に遭うのも女なら、強く生きられるのも女、これを読んでいるとそんな風に思います。強さが負の方向に行きがちなのが怖いですが。

読みごたえあり満足です。色々考えさせられました。

面白い作品がほとんどでしたが、中でも最後の作品は泣きながら読みました。

今回は、どの作品も気持ちよく読めました。後妻業の女は、今回はなかったのですね。また、次号を楽しみに待ってます。

サクサク読めて、見応えある作品だと思います