レビュー一覧

とにかくヒーローのベルンハルトがかっこよくて可愛い！諸事情により幼少から命を狙われながら育ったため、敵を殺害・尋問することに全く抵抗のないベルンハルト。しかし、そんな自分を恐れながらも受け入れてくれたヒロインのリジーアにはベタ惚れです。素の性格は割りとぼんやりしているベルンハルトですが、リジーアのために暗躍する際はかっこよく、何よりリジーアの前でだけ見せる子供っぽい一面が可愛いです。嫌いなグリーンピースをリジーアの皿に移したり、結婚後のイニシャルを刺繍したお手製ハンカチをリジーアにプレゼントしていたり、一緒のベッドで寝ることになり「不健全だ！」と叫んだり……ニヤニヤしながら読み進めました。ヒロインのリジーアも、前世の知識だけでチートしている訳ではなく、困難にぶつかり、成長しようとしているので好感が持てました。ベルンハルトの妹のカテリーナなど、脇役も魅力的です。内容はよくある乙女ゲー世界への転生ものですが、テンポよく事件が起こり、それぞれのキャラクターの思惑が明らかになっていくので最後まで楽しく読めました。また読み返したくなる作品だったので☆5つです。ただ、尋問シーンは指を金槌で潰すなど、けっこう残酷なので、苦手な方は避けた方がいいと思います。

面白かったです。ヒロイン・ヒーローともお互いを想い合っての最後まで飽きさせない展開で、何度も読み返してます。

中盤くらいまでなんだかパッとしない感じで、読み進めるのが苦痛になりかけてましたが、最後の展開でようやく面白いかなと思えました。それまでが長かったです。

前世記憶もちのヒロイン、さばけすぎでしょ。いや、いい意味で。ヒーローも腹黒、ヒロイン溺愛なので文句なしです。

最高のバブみ。バブみが好きな人は大好きだろうと思う。大丈夫よしよしとヒーローを甘やかしてあげたくなる。最高のバブみ。

ヒロイン目線の文体が受け付けず、イライラしてしまいました。ヒロイン目線、ヒーロー目線（最初と最後）、乙女ゲーでのヒロインであるライラ目線（途中にごくわずかのみ）があり、ヒーローとライラ目線の文体は読みやすかったのですが、ヒロイン目線は終始ヒロインの心の中でのツッコミばかりで、シリアスなシーンなのにすぐに茶化すようなことばかり考えてストーリーに没頭できませんでした。また、一応令嬢なのに「チクショウ」「馬鹿野郎」など心の声が下品すぎるし、実際の台詞まで言葉遣いが悪く、まったく魅力的に感じられません。キャラクター同士の日常会話もあまりなく、ヒーローや仲間との絆みたいなものも読み取れませんでした。900円は高いなと思いました。

小さな事件しか起きないのに大げさな・・ストーリーもヒロインの心の中の話しと1人つっこみばかりで面白くなかった。もっと会話を楽しみたかった。9チケット高すぎて購入してかなりの後悔です。

転生、乙女ゲー系の王道ストーリーでした。読みやすい文章で、謎解き要素もあるので面白い感じはします。美形のヒーローが一途無口可愛いので、ほのぼのします。最初から主人公とヒーローが仲良しなので、恋愛のドキドキや切ない感じは個人的に感じられませんでした。ただ、お互いを信じる絆みたいなものは強く描写されていて、よかったように思います。

転生の記憶からヒーローを悪役にしないために奔走するヒロインですが、結果は、ヒロインとの未来のために裏の顔を持つヒーローとなりました。結末は意外でしたけど、2巻 にその後の2人の続きがあっておもしろかったです。

転生モノで、自分では無く相方の人生を心配する？的な発想が面白かった。先入観に反省したり大切な人を守るために腹を括ったり。なかなか応援したくなるヒロインでした。