レビュー一覧

続編待ってました。大満足です。スピンオフとか、その後の2人も見てみたいです。

ちょっと名前、特に地名が覚えにくくて、途中これはどっち？と思いました。そして、やはりラブレターじゃなかったのね！と色々収まるべきところにおさまり、片づいてしまった方もあり。BLのお約束か、女性は幸せになりませんね。でもカレル達が纏まりホッとしました。ストーリーも細かく作り込まれていてとっても面白かったです！2人のシェラーラに戻ってからと甘ラブ生活が読みたかったな！

シリーズ後編です。前編から一気に読んでしまいました。主役二人の積年のこじれまくった両片思いを縦軸に、二つの国の政情を横軸に、そこに忠誠心や愛国心も絡まって物語がすすみます。経歴に反して実は初心な受けが、ゆっくりと花が開いていく閨のシーンもじっくり楽しめました。

うーん…鈴木先生のお話の中でもちょっとまどろっこしいが過ぎる作品に思えました。両片思いなのにすれ違ってしまう2人を軸に、受けの後宮の覇権争いみたいな話が絡んでくるのですが、どれもやや中途半端かなと。エロもあるのですがあんまり濃くはないです。

表には出てないが、執着攻めに健気受け。例の王が不憫だけど、まぁ生まれた身分が悪かったとしか言いようが‥‥。最後には受け攻め両想いになってよかった。

お待ちかねの後編でしたが、う〜ん。両片思いにようやく決着がつきましたがマクシミリアンを思うとすっきり大団円には思えず。

もう少しお互いに本音を言えていればこんなに遠回りしなかったのかな？でも今後は大丈夫ですね。あとはマクシミリアンが可哀想になってしまいますね。なんとか心だけでも救いが欲しかったな。

いろんな登場人物の背景が描かれてあり、何故そんな行動をとったのか、上巻の謎が解けてきます。なんだか切なくも心が温かくなるお話でした。

読みやすい内容だったので、前編からイッキ読みでした。思いがけない展開でストーリー自体は楽しみましたが、攻めの言葉使いの軽さのせいか緊張感が希薄だったのが少々残念でした。互いの本心を隠しあって、拗れてすれ違うパターンなのは読めてても、最後まで焦れったかったです(笑)　受けの行動がイマイチ納得いかないトコが多々あったけど、あの人のことは父親みたいな思慕だったのかなと思えれば府に落ちました。

後編です。もどかし過ぎる両片思いがとうとう両思いになります。念願のハッピーエンド、これで万々歳のはずが王妃とその相手のこと、王の過去を知ってなんだか寂しい気持ちに…物語に若干の厚みは出たけど読後感が今ひとつ。その分2人には、これから幸せいっぱいになって欲しいな。（でも旧祖国の人にバレない筈はないんじゃ？！と思いつつ）