レビュー一覧

初めての作家さんでしたが、面白かった!!過去に恋して振られた攻との再会愛ですが、受がかなりこじらせていて状況は悪くなる一方。いつ結ばれるかとヤキモキしますが、いざ結ばれると攻がかなり変態ちっくでエロいです。かなりの数を読んでBL小説にもマンネリを感じていましたが、久々に引き込まれて愉しく読ませていただきました。イケメン攻の敬語の言葉攻めとか好きな方などにオススメです。

面白かったです。イラストが蓮川愛さんでとてもきれいなのですが、文章はかなりコメディで笑えます。こんなに見た目がきれいでも中身は変態さんがいると思うと世の中のイケメンさん全員を「もしかしたらこの人も…」と疑ってしまいそうです。お二人が飲食店のトイレの個室でいたすシーンがありますが、描写が具体的で細かくリアルで、私自身が男性トイレの個室を使うことはほぼ可能性がないとはいえ、もしあったら思い返してトラウマになりそうです（笑）ぴったんぴったんモノで叩かれたトイレのタンクを何も知らずお掃除することになる店員さんはお気の毒だなぁと思いました。

エリート官僚年下攻めxこじらせ美人刑事受け。初めての作家さんで、イラスト買い。期待通り美しいイラスト。中盤まで切ないこじらせで胸がキュンとなり、誤解が解け始めてからは、攻めが崩れて甘々になり、受けに"変態貴公子"と言われる始末。でもその豹変っぷりが意外性があってよかったです。ハピエンで、ラストはちょっとコミカルで、読み始めた時からの印象が見事に良い意味で崩されました。

面白かった！前半は、一途な雪人の想いが切なかったですが、後半は宝坂の変態ぶりに笑えました！

悲恋ものや拗らせ系は好きなのでレンタルしたのですが、受けが拗らせっていうよりただの性格悪いお局様みたい。ヒステリーな受けが読んでてひたすら不愉快でした。攻めへの片恋の嫉妬で部下に大人げないパワハラしまくるわ、受けの連れはヤクザみたいな言動だわで読み進められませんでした。ストーリー重視のシリアスなのに良識の足りない、典型的な女の腐ったような性格の受けってどうなのという印象。受けがもともとクズキャラという設定や、頭の悪いヤンデレ恋愛脳キャラなら違和感ないんですが、作中ではそんな扱いではなく悪い意味でイメージの乖離が激しかったです。(作中ではクズどころか理知的で一途な美人キャラ扱い)。高評価につられてレンタルしたことを後悔しました。不憫や自虐的になる受けは嫌いじゃないのですがこの受けは他人を攻撃する「卑屈なクズ」かつ「管理職なのに職場での嫉妬の抑制ができない未熟な人」にしか見えませんでした。 小説自体は読みやすいのでこの受けの性格が苦手でなければ楽しめると思います。レビューが高かったのと期待した反動での辛口評価になりすみません。

拗れまくってますが、なんとか落ち着くとこに落ち着いたかな、と。ハード系がお好きな方にはいいかも。

初恋、こじれてます。8年もまぁ、よく再開できたもんだと。ここからどうなるのかと思ったら、安定の変態攻めでした。

冒頭部分がシリアスだったので、ずっとこのトーンで続くのか？と思っていたら、やっぱり鳥谷さんでした…　お約束の変態ちっくな攻め様。この作品は処女作に加筆されたものらしいですが、最初からこの線で書いてこられたのですね。かなりのハイスペックなイケメンでありながら、段々と言葉責めやお道具が登場（でも立場上、職場でのHは避けた方が宜しいかと…汗）変態溺愛攻めは全く嫌いではないのですが、主人公の雪人がちょっと好みではありませんでした。想いを寄せていた人（チェリストだった宝坂）に酷い言葉で振られて傷ついたのは解りますが、そこで仕事を辞めて京都に逃げ帰るってどんだけメンタルが弱いのか…性的マイノリティである以上、大なり小なり周りから傷つけられるのは避けては通れないのに。そのショックが大きすぎて以降誰ともベッドを共にすることなく（それにしてはえらくスムーズな初Hでした）宝坂と再会してからもそのウジウジは続き、部下の小鳩に対し（確かにウザい男ですが何となく憎めない）嫉妬がゆえに職権を振りかざし八つ当たりのような形でいびるのは良くない。婚約者が居て小鳩を可愛がる宝坂を見ていたくないからと、またすぐに「退職する！」と言うのも情けない。仕事に対するプライドと父親に対する意地よりも恋愛感情と自己否定の方が大事ってか？でも雪人が京都弁でたまにはじけたり（「幸せなカップルはみんな死んだらエエ！」とか）するのは可愛かったです。

過去の攻めの暴言に腹が立ちサンプル読んでそのままスルーしてましたがレビューが良く、やはり続きが気になり購入。最初のうちは婚約者の存在がまたも受けを傷付けているのに胸が痛みましたが、想いが通じてからの二人は良かったです。もっと続きが読みたくなりました。

この作家さんは変態攻めが多いのですが、この攻めも変態です。攻めの最初の暴言は嫌な感じでしたが、最終的には男前であまあまでした。