レビュー一覧

親友に恋してた受けがリッチで大人な攻めに惚れられて惚れてラブラブと言う王道です。これと言ったアクシデントも無く、サラッと終わります。読み返す事はないかな…

作家買いです。著者の「その、ひとことが」に大きなあらすじはそっくり・・・。内容はというと、片恋をばらすと脅して付き合うのはどちらも一緒なのですが、こちらは攻めが大人なせいか割と待ちの姿勢というか、片恋につかれた受けに寄り添うというか、今一つ恋愛している感が乏しい気がします。いつの間に、双方、本気な恋になっていたの・・・？という感じでした。

椎崎さんの主人公(受)はめっちゃいい子でお相手(攻)は、めっちゃ男前な性格！理想なお二人でとても好きです。ただ、今回は斉藤くんへの想いがそんなに切実なものと感じられず、切なさは低めだったのと、新しい恋に障害があまりなく、わりとすんなりまとまったので、星三つで。椎崎さんの作品は好きで、結構購入しておりますが、文章で少し気になるところがあります。「〜だとでも？」とか、「〜だが？」等、疑問形で終わる言葉が多用されているので、会話に不自然さを感じます。表現についても、“寄ってきた気配”や“寄ってきたキス”、“ピントの合わない距離で”等も同じ作品に頻繁に出てくるので、違和感があり、いつも少し残念に感じます。お話自体は好きなので。

甘〜い！受け君は10年も片思い。でも拗らせ感は少なく。攻めさんはもと遊び人？しかし遊び人が本気になると…怖いくらい甘くなります。

どんなことでもひた向きな主人公をスパダリが支えるお話です。周りの人が受け入れてくれている感じが好きです。