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フェアゲームの続編ですが、前作の続きなので前作が未読なら必ず前作から読むことをおすすめします。２人が共に努力し、落し所を見つけながら関係を深めていく姿が素敵です。もう、強くて優しくて包容力があってオトナなタッカーが理想の攻めすぎて、２巻目にもかかわらず、すでにアドリアンシリーズの５巻もしくはまだ邦訳されてないラブラブ番外編のジェイクの域に到達してます。アドリアンシリーズの３巻あたりで、ジェイクのバーカ、バーカってなった私は、３巻時点のジェイクにタッカーを見習わせたい。とはいえ、本作も日本のblは異なり、普通の小説の主人公がゲイだったという感じなので、２人の描写ばかりを期待する方には向きませんが、２人の関係部分はアドリアンシリーズよりもずっと心穏やかに読めるので、この著者初読みの方は、このフェアゲームのシリーズから読むのがオススメです。大人の２人の男が対等に愛し合う様が満喫できます。

「フェア・ゲーム」の続編。BLというジャンルではなくて一般のミステリーと言ってもいいと思います。その中にゲイである主人公と恋人との生活や葛藤がちりばめられている感じでした。今作は主人公のエリオットの父の回顧録出版を阻止しようとする事件が起こり、それらを解明し父親を助けるため、当時何が起きていたかをエリオットが追っていく展開になっています。それだけではないです。ちゃんとエリオットとその恋人とのやりとりもいっぱい描かれていて萌えます。とくに恋人のタッカーのエリオットに対する愛情表現は男らしかったです。辛口だけど甘々なデレがありました。CP的には作者の他のシリーズより安心して読めました。

エリオット&タッカーのそれからです。2人はグース島で同棲開始！甘いというより、いまから日常にしていくための2人の歩み寄りや、喧嘩の解決方法が興味深いです。前回の事件よりも、淡々としたかんじですが、またエリオットが事件の真実に迫ります。推理小説としても秀逸です。ぜひ、前作を読んでから、こちらをお読みくださいね！！

待ってましたー！一巻は２人が再開してから事件解決までのストーリーでした。エリオットとタッカーが復縁にこぎ着けるまでの葛藤や、立場の違いからくる誤解なんかを丁寧に書いてましたが二巻は更に甘いです！萌えどころがシーン毎にいっぱい！しかしガッツリ続き物ですので、既読の方も二巻を読み始める前に一巻をサラッと読み直しておいた方がよろしいかと。突然二巻から読んでも事件に絡んでくる登場人物の関係性が良く分からないかと思います。アドリアンシリーズで切なく重くなった心に甘ーく沁みました。

やはりこの著者の書かれる話は純粋に面白いです。大人な男が自分の理念を持ちながら相手とぶつかり合い歩み寄っていこうとする姿がリアルに書かれていて魅せられます。タッカーのエリオットに対する愛がエリオット側の視点からでしか書かれていませんが、ビシビシ感じます。今回は特に読後感が凄く良かったです。

草間さんの挿絵目当てで読み始めましたが、純粋にストーリーが面白いです。一巻よりラブ度があがってる分、ハラハラ感は少ないかもしれません。アドリアンシリーズといったり来たりしながら何度も読んでいます。何度読んでも面白い！

シリーズ１に続き、エリオットが暴走します。タッカーが情が深く包容力がある人でよかったです。もちろん、エリオットが暴走する理由もあるのですが。電話で、タッカーが「気をつけて」と言ったら「愛してる」の意味、というのがかわいかったです。男子も女子も変わらないんだな~。シリーズ３はもう執筆されてるのでしょうか。早く読みたいです。

続編があるとは思わなかった。そのくらい前作がキレイにまとまっていたので。見つけて興奮しました。この作家さんの作品はクオリティが高く、内容も濃くてチケ1000円でも満足出来ます。推理小説が好きな人、恋愛ベタ甘よりもあらすじと背景、ストーリー重視の方には是非オススメ。今回も大満足な一作でした！

フェアゲームの続編。前作より安定した二人の関係を見ることができます。ミステリーとしても楽しむことができました。

この話は単独でも楽しめますが、前事件が終わってない予感がちらほら出てるし、ふたりの関係も深まっていく過程が楽しめるので、フェア・ゲーム、フェア・プレイの順で読むことをお勧めします(^-^)。私は次作へ行ってきまーす！