レビュー一覧

こわかったです。いまの時代のヤンキーこわい。なにより受けを徹底的に痛めつける森世さんが信用できないんです、、！！BL的な成就を願えば、学校生活的には制裁が待っているという、、それでも「変わりたい」と同じ答えを出したふたりに希望をもちたいと思います！ つらい思いをして読み終えた表題作のあとにはまさにご褒美な青少年流の続編です。同じヤンキーでもこちらはむしろ健全。今回もエロかわいかったです。電子特典は、その先が見たいんだよ！！でも続編が出たとしてもなにしろ森世さんが信用できない(二度め)ので、きれいにまとまったココで終わらせてほしい。数志がグズグズに泣かされる受けになるなら読みたいかもしらんけど。

『ロマンティック上等』が好きだったので、借りてみました。好き嫌いはあると思いますが、私は借りてよかったです。相手のために変わろうとする主人公たちの「もがき」とか、それを目の当たりにしたサブキャラの「心のゆらぎ」とか、そういう心理描写がすごくよくて、一本の小説を読んだ後のような満足感がありました。いわゆる「ヤってる」だけでではない、丁寧な作品だと思いました（もう一編はかる~い感じでしたが…）。いろんな作品を描き分けられる、すごい作家さんだと思いました。

さすが森世作、クズを描かせたら天下一品。タダ、これからって時に突然終わってしまって不完全燃焼です。続き出ないかな。大体無意識の当て馬が気になるし!

例の高校生シリーズのために購入しました！！！最高でした〜森世先生の作品でいつも思うのはスパダリが一人も出てこない！！(笑)ス○ッとジャパンの様に颯爽と助ける人間が出てくるわけがない。(笑)でも、世の中そんなもんですよ。颯爽と助けない、カッコ悪いけど、まあ前よりは進んだかな？くらいで全作品終わってます。だから読後モヤッとするんですが、私！このモヤッとしたくて読んでます！！！この人間味溢れる感じだからこそ森世作品の受けも攻めも悪役も嫌いになれないんてす。そこがただの胸糞作品との違いかな？と思いました。地雷の方は要注意です。間違いなく読まない方がいいです

うえーーん！痛い・ツラい描写が多い~！受けのヤンキーかぶれっ子が可哀想で泣いちゃった…。そう、かぶれなのよ、この子。だから攻めクォーターの飾らない感じに惹かれたのよ。それにしたってクォーター、踏み込むの遅い！受けがヤンキー仲間に性的暴行されてんの何度かあるのに、最初にそれに遭遇した時にこそ踏み込んでほしかった…！多分だけどヤンキーのリーダーも受けの事うっすら好きな気がする。ヤンキー仲間には暴行の時に無理矢理貫通されてるけど、攻めとは両想いになって付き合い出してもその描写はありませんでした。読みたかった！後半の別のお話はエロかったです(*´-`)

レビューが良かったので、購入してみましたが、これは読み手を選ぶと思います。私は可哀想になってしまい最後まで読めませんでした…。きっと表現が上手だからだと思うのですが、いじめ的な内容が苦手な人は辞めた方がいいと思います。

皆さんのレビューを見て絶対上級者向けの痛い話なんだろうなと何度か迷い覚悟して読みました。やっぱり思春期ならではの行き過ぎた感があり、受けが可哀想だと思いつつ、このくらいの歯止めがきかない年頃だとある事なのかなぁと思ったり。リーダー格の男の子が結局受けを気に入ってて、でも受けは攻めを選んでリーダー格の子は更に苛ついて受けを苛める。割と嫌いな設定ではなかったです。愛情じゃなく執着が垣間見えたので。何もないただのイジメだったらツラかったですが。そんな重たい話の後はバカ可愛いエロいヤンキーのはなしでちょっと救われましたw重い話が苦手な人も覚悟して読んでみてください！イラストは安定して綺麗ですしエロも汁気あってさすが先生です。

痛い。痛くてたまらない。肉体的な痛みをはじめ、羞恥、劣等感、承認欲求、絶望とあらゆる痛みが詰まっています。痛々しくて直視できないシーンがいくつもあり、つらくなります。「ロマンティック上等」から作者買いをして３作品目になりますが、どんどん痛みの描写が強くなります。痛みを描くことに容赦がありません。思春期特有の視野の狭さゆえの苛立ちや焦りに「リリィ・シュシュのすべて」を思い出しました。綺麗なお話よりも人間臭いお話が好きな方におすすめです。

表題作はクオーターで背が高くイケメンの転校生、見るからにモテモテリア充なのに中身は根暗でヘタレの攻めと、学校のヤンキーグループの底辺で一生懸命虚勢を張ってしがみついてる受け。結構暴力的なシーンが含まれてますので地雷の方はご注意を。DKが主役でありながら爽やかさや甘酸っぱさではなく、少年期ならではの残酷な部分や友人間に存在するヒエラルキーに翻弄される様子がリアリティを持って描かれていて、読みながらしんどい部分もありました。一際目立つ転校生の文（フミ）を利用することで自分のステイタスを上げようとする良科が、文に惹かれ始めて段々と変わっていくところが良かったです。そして気になるのがヤンキーのリーダーである数志。恋心までは行かないにしても良科に対する独占欲や執着心が歪んで表れていて、クズなのにどことなく切なさを感じさせられます。（高校卒業後にようやく自分の気持ちに気づいて…って言う後日談スピンオフをお願いします！）同時収録作品は『みっともない恋』のSxドMのDKカップルの続編。こちらはおバカで明るくDKたちがわちゃわちゃしてるのが可愛いです。

自分の居場所を探して足掻いて、最初はズル賢い感じだけど、好きな人ができて変わりたいと考える。あのままズルズルと生きていたら、きっと駄目な大人になる。そうなる前に素敵な人に出会えてよかったです。最後やっと付き合えることになるので、ぜひその後を読んでみたいです。