レビュー一覧

とても勉強になりました。沢山の人達に読んで貰いたい作品です。

絶対こういう生活だけには堕ちてはいけないという教訓になります。冒頭で突然置き引きされるのは、東京の普通の公園ベンチではなかなかないとおもいますが。。

出てくる女性みんなが幸福になれるよう祈ります。

人間とお金…切っても切れない関係です。それから家族もです。知り合いに生活保護を受けていた人がいるのですが、母と息子の親子で息子は30歳越えていたと思います。母親が怪我をして入院せざるを得なくなり、息子は引きこもりで働いていない為というのが理由だそうです。生活保護を受けている間は医療費がかからないんですねっ！その生活保護費で息子はAV等を購入していたのですよ。なんだかなーという感じです。この作品の中に、母親が作った借金の返済の為に娘に借金をさせ、後に自己破産するという話があり、この母親には言葉が出ませんでした。

貧困が招くやり場のない苦しみが、切実に伝わってきました。３話目は、イライラしたまま終わりましたが、ほかの作品はためになりました。

どれもこんな現実があるのかぁ、、、という、悲しい話でした。特に赤の呪縛は、親が最低過ぎて子どもがかわいそうでした。親は子を選べないけど、子も親を選べない、、、こんな親のもとに生まれた子がかわいそ過ぎます。

実話を基にした作品ですがなかなか現実感がわかないものが多いです。知り合って裏切られたり親からの攻撃ごなんとも過激です。自分は恵まれていると思ってしまいます。

ストーリーな女たち は好きなシリーズです。特にこれは考えさせられました。社会に対して問題提起をしていると思います。

「赤の呪縛」は久し振りにモヤモヤしました。

ネカフェ難民の話は彼女が最初からＤＶ関連の相談が出来る事を知っていれば良かったのですが回り道をしたのも人生経験です。３話目は読んで胸糞悪いったらありゃしないです。どうにかならなかったのでしょうか。それにしてもこの手の作品に出てくる小・中学生は何故、本人が自分の力でどうにも出来ない事で陰湿かつ暴力的ないじめをするのでしょうか。そういう奴らも成人して何食わぬ顔で街を歩いている・・　今日、外ですれ違った人が過去にそうだったかと思うとぞっとします。