レビュー一覧

この方の作品はイジメや学校がメインである事が多いですが、サスペンスな内容も面白いです。続きが楽しみです。

ライフ2というタイトルなので、ライフの続編かと思いましたが全く違い残念。あらかじめ予備情報として記載してほしかったです。5巻まで買って読んでいますが、布線多すぎて読めば読むほど迷宮入り。とりわけ重要性が低い部分に対しての内容は長いのに、重要性が高い部分に関しては簡素。読み飛ばしたのかと勘違いするほど浅いです。一度買ってしまったら最終巻まで買う派なので購入はしますが、初見さんやこれから出てくるであろうサンプル増量や何巻無料で入ってくる方は最終回してから買うか一度レンタル店や漫画喫茶で通して読んでからがおすすめだと思います。

他人の痛みが全く分からない罪悪感も無い人間…実在する恐怖や怒りがストーリーからリアルに伝わってきます。許すばかりの少年法…司法に疑問を投げる重い作品になりそうです。精神論ばかりでなく脳医学的な観点からも司法を見直す一端になれば良いと言う思いが募りました。

サスペンスよみこまれます。早く次ぎがみたいね

少女誌の時からもう作風が青年誌むきではあったし、本格ミステリーみたいな雰囲気でいい！と思って読み始めたのに、ヒロインが誤認逮捕してしまったときの同僚の嫌がらせが「ライフ」と同じ。つまり学生のいじめと同じノリ。とにかくそこですごくシラケてしまいました。1巻無料分を試し読みしたときに、この作者の漫画は勢いがあって面白いけど、重いテーマを扱う割には心には響いてこないので続きを買うか迷った。他のサイトのレビューで最終巻途中から涙が止まらず〜みたいな絶賛レビューがあったので読んでみたけど、信用した私がバカでした。確かに面白くないわけじゃない。今井さんすごく素敵でそこは良かった。でもなんか、ありきたりなところに落ち着いた。殺人者にしかなりえなかった生まれながら脳の作りが異常をきたしている犯罪者は実際にいます。でもせっかく漫画の中でそれを描くのに、その異常さが上滑り。大量に人は殺しているけど異常さはあまり見えない。学校の中のいじめという日常に近いものなら異常さは際立つけど、非日常な殺人、しかも以上殺人者となると、相当おかしな思考を描けないと、ありきたりな中二病みたいなキャラになってしまう。ルオト以外の割と普通なキャラは描けているのに肝心の異常者のキャラに関しては、異常さがあまり垣間見ることはなかったので、怖いとか物悲しいという気持ちになれなかった。

少年犯罪を題材にすると、なかなか難しいですね。作者によって、少年犯罪に対する考え方や捉え方が違うので、共感できる部分もあれば、どうなのかと思う部分もあります。個人的には、なぜ医療少年院に送致されたのか？そこが疑問です。最初の時点では、特に精神的な疾患はなかったのではと思います。普通に初等少年院で良かったのでは？まぁ鑑別所での精神鑑定の結果だと思いますが、そこは少し納得できませんでした。

実際に、この漫画のような出来事が現実でもあると思うとなんとも言えない気持ちになります。話の流れにスピード感があって、とても続きが気になってしまいます。作者の漫画を購入するのは久しぶりですが、相変わらず人の表情の描写が上手いなぁと思いました。

絵は前より上手になったと思います。話はこれからどうなっていくか楽しみです。

ルオトが逮捕された直後の周りの反応を見ると、やはり、世の中顔なんだと、再認識させられました。出所した後の厚待遇ぶりを見ていると、つい、樹に感情移入させられます。相変わらず、すえのぶ先生の作品は素晴らしいの一言に尽きますね。

『ライフ』の続編ではなく、少年犯罪をテーマとした別の作品です。殺人鬼の少年と彼に家族を殺された過去を持つ刑事を主人公にした人間ドラマです。ストーリー展開は早く勢いで読み進められますが、難しいテーマがこなし切れていない印象があり、結末も少し安直な印象なのが残念です。