レビュー一覧

全体やキャラクターの雰囲気はとてもいいと思います。ただ、ところどころ話が飛んだかな？と思うようなところや、誰が話しているのか一瞬分からないところがあり、読みかえすというところがあります。形の違う窓の下りをヒーローに伝えているシーンが描かれていないので「ん？どうした？」と思いました。また、崩れそうな通路をヒロインと一緒に渡ろうとするのも正直わかりません。追われているのはヒーローだけでヒロインが逃げる意味は全然ありませんよね。彼が彼女を『置いていく』ということをもうしたくないというのはわかりますが、このシーンでそれを言うのは違うだろうと思います。反って彼女を危険にさらし、あまつ落ちるなら一緒に落ちようってどういうことやねん。全体を通せば良い雰囲気の作品だと思いますが、個人的には色々と荒が多いように思います。

主人公の性格がいいので安心して読める。前向きな内容なので、マンガを読んだ後でもあまり後悔しない（＊読んだ後、あーあ、やっちゃったという気にならない）字がおおいので、普通のマンガより読むのに時間がかかる（長く楽しめる）絵が丁寧だと思う。

ファンタジーな世界で生きる個性的な人たちのお話です。(少しジブリ作品を彷彿とさせる雰囲気)二国間の争いや王宮の権謀術数などの殺伐とした舞台で、どこかほのぼのとした雰囲気が流れるのは主役二人がほんわかしてるからなのかな？キャラクター達のセリフもちょっと考えさせられるものだったりして、また読み返したくなるお話です。「ほのぼのメルヘン、たまにハラハラ」にピンと来る方は是非読んでみてください。最後に、このお話の萌えキャラはライララさんです。異論は認めない！

この作者さんが描く登場人物は名もないキャラさえも味があって大好きです。メインの二人は美男美女ではないですが、好感度が高くて応援したくなります。お話は中東あたりをイメージした寓話です。作者上、燃えるような恋とか、激しい戦闘とかないのでスカッとしたい人より、読後ほんわりとしたいかたにおすすめです。

全１巻なのが勿体無いくらい登場人物が魅力的で、心温まるお話でした！美男美女ではなく、賢明で思いやりに溢れた主役2人が本当に素敵で、中東っぽい雰囲気のファンタジーな世界観も珍しくて新鮮で良かったです。もっとたっぷり彼らの話が読みたいのに読めないのが残念！

ナランバヤルの父の言葉は何だったか。ふっと読み返してしまう作品です。後半は各々がどう動くかスピードに乗った展開で、読後の満足度は見ての通りの星5つでした。読めばよむほど心が暖かくなるため、気持ちの切り替えにもってこい！！です。

これは大当たり。読後感もすごくよくて、また最初から読み直してしまうほど。セリフも素敵だし、何よりもヒロインとヒーローの人柄がいい。ヒロインが泣いているときには、こちらも泣きたくなってしまうし、言葉の一つ一つに愛が感じられます。登場人物もいいし、何より動物たちが可愛いし、物語のエッセンスにもなっています。ページ数も多いし、お得です。迷っているなら、ぜひ借りてみて欲しいな!!

ほっこりする童話です。ヒーローとヒロインが美男美女ではないのがいいです。お互いに相手の人柄とか中身に惚れて、相手を尊敬して好きになっているのが分かります。★マイナス1点なのは、文字が小さくてごちゃごちゃしていて読みにくかったので。

難しく描こうとしたり、シリアスに描こうとしたらいくらでもそうできるテーマを、こうほんわかと優しい雰囲気でしかもコミカルにまとめる方が難しいんじゃないかと思いました。特別きゅんきゅんするとかいうわけではないのですが、ほっこりした優しい気持ちになれます。とても素敵なお話しでした。読む上での注意点は、PCなどで見開きで見られるようにする方がいいかと……。スマホで縦スクロールで読んでいると、視覚的に効果のある見開きシーンが、意味不明で台無しになりました…。

サンプル読んでどうしても続きが読みたくて購入。この先が気になる！というよりも、この世界をもっともっと過ごしたい、知りたいという衝動でした。おとぎ話で、ハラハラもするけど本当に本当のひどいことはなく、いやされます。一冊のお話だけど、掲載号は長期に渡ってるようなので、作者さんは長い時間をかけて大事にこのお話を紡ぎ上げてきたのだろうな、と思いました。