レビュー一覧

記憶喪失とかわいい子供の存在がきっかけで愛が生まれる王道ストーリーでしたがとても楽しめました！ちなみに私は次女との見分けがつきませんでした(笑)

記憶が亡くなった理由はごく平凡ですが、ヒーローがおせわをするはめに。結局は惹かれていたんですね。

1チケキャンペーンだった三女(…って表現でいいのかな。三つ子って…)の話を読んで、そこから吸い寄せられる様に読み進め(Renta!さんの思惑通りなんだろうなぁ・笑)、これが最後の長女(…って表現で以下同文)のお話。まさか記憶喪失モノとは思いませんでした。そしてヒーローはシリーズが進むにつれて闇が深いです(笑) 勝手に「HQで最初から子供が絡む話は良作」と思っているのですが、今回もそうでした。幼女偉い(笑)ちなみに三人の見分け方は長女は向かってやや右側分け、次女はセンター分け、前髪があるのが三女ですねー。

ヒロインと別れてから泣きそうな顔で部屋のなかを見つめているヒーローという描写が泣けました。

シリーズの三作目ですね。このシリーズ、絵は明るいんですが、結構シリアスで重い…。素敵なヒロインでヒーローの姪も可愛くて良いロマンスです。ただ終盤のヒーローが急に幼稚でヒロインを責め出して「え、ここに来てこんな責め方する？今まで過ごしてきて人柄信頼ないの？」と腹が立ちました。怖かったとか言い訳されてもあの手のひら返しは納得できない。ヒロインがふっきって新しい恋見つけちゃっててくれ！とラスト念じてしまった。ヒーローもっと反省して打ちひしがれてしまえ。………ゴホン。えっとシリーズのラストとしての総まとめのシーンもあるのですがヒロイン同様、素敵でした！

ヒーローの姪が影の主人公では？それにしてもヒーローは性格に問題あり。愛情抜きに女性が欲しかったからと秘書を愛人にした挙げ句に、理由わからないままに一方的に別れを告げたらその秘書からストークされてしまいには彼女は絶望して焼身自殺。ヒーローはそれがトラウマになって云々、というけれど、別れるときは相手を納得させないと。最後はヒロイン姉妹がみな集まってそれぞれのカップルが幸せになっておしまい、でしたが、このヒーローは反省したのかなあ。

三姉妹の最後は記憶喪失。ハーレクインにありがちな設定ですね。あの娘さんがいなかったら2人はどうなっていたやら。

孤独なヒーロー。徐々に心を開いていくけど最後の一線は超えられない。でも最後の最後は自分の気持ちに正直になれて良かった。あんな過去があればトラウマになるって。ホント良かった。

三つ子の女性の一人の作品で、ほっこりしました。

A.Jは自分が流したボトルの手紙を手にした女性を波打ち際で見つけて！彼女は記憶喪失だった…ジャレットはA.Jの叔父だが彼女への付き合い方が分からず戸惑うばかり…A.Jにメロウと名付けられジャレットの家に滞在していた彼女の身元がクリスマス前に分かり、A.Jは落ち込んでしまう。ジャレットとA.Jは幸せになれるのか？メロウは？A.Jが可愛らしくて、メロウとの交流が愛おしいです(笑)