レビュー一覧

これはすごい！BLのカテゴリーを軽く超え、金融汚職ミステリーとしても確立するであろう情報量と質の良さで、一気読みの後、脱力でした。肝心のBL要素も良い！議員秘書攻めと検事受けの2人は対立する立場でそして対等で、切ない駆け引きを繰り返します。エロは激しく切ない。ラストに、こんなにも切なさと希望を感じたBL小説は久しぶりで、大満足です。

初めての作者さんでしたが、楽しむことができました。ただ、校正ミスが多すぎて、そこが、少し残念でした。

これは良い！大人の読み物として通ります。BLのカテゴリーにしておくのは勿体ない。柚月裕子の佐方貞人シリーズをほうふつとさせる展開でした。紙ベースの書籍を買いたい！そうも思わせるほどの出来です。是非続編を！

100ポイントで読めたので読んでみましたが、いまいち刺さりませんでした。政界スキャンダルの描写は面白かったのですが、肝心のBLパートがよくわからない。なぜ拘束した???なぜそれでそんなに惹かれている????お約束と言えばそれまでですが、納得できませんでした。

読み応えありました。ご都合主義の甘々ハッピーエンドじゃなく、良かったです。続きを期待します。

「たくらみの枷」のタイトルの如く、お互いの存在を枷として愛憎増して行く感じです。それにしたって権力って…

事件と恋愛両方に、最後の最後までひきこまれた。この作品がもっともっと人気になって、ＣＤや映像化されればいいのに。

面白かったです。終わりかたも先を期待できるような終わり方でした。

読み応えがあり面白かったです。ただ、再会のところで終わってしまったので、まだまだ読みたいという気持ちが高まります。続きがないとなると、どうしても気になってしまって仕方がないので3にしました。続きが読めるなら評価5だったと思います。

検事と政治家ってどうなんだろう?　職業柄、難しいパートナーですよね。私は単純に正義は勝つ!…みたいなすっきりしたラストが好きなので、攻めの選択した生き方には共感出来ませんでした。父親や義兄へ復讐したい気持ちは解るけど、汚職を無かったものにしても汚泥を隠した地盤では真っ当な政治家になるのは難しそう…。ラストは二人の再会を暗示していましたが、受けには今後も正義感を糧に毅然と立ち向かって、勝ち組の攻めに負けて欲しくないなと思いました。