完璧な飼育
[著]阿仁谷ユイジ
エロいのに可愛い、淫乱なのに純情!絶妙なリアルとドラマチック展開、恋に溺れる読み切り7作品を収録。【全196ページ】
恋愛裁判の行方
[著]阿仁谷ユイジ
優等生タイプの弁護士・祖原は明るく無神経な同じ弁護士の井川は苦手。だが苦手な理由の裏にはある思いがあって…。【全171ページ】
目をとじて3秒<単行本未収録ショート付>
[著]阿仁谷ユイジ
チバがヒロトへの気持ちに気づいたのは中学生の時。だが思いが抑えきれなくなった矢先、遠方へ転校しなければならなくなり…!【全168ページ】
ミクとネオ
[著]阿仁谷ユイジ
首をつろうとした場所が運良く(悪く?)お寺の堂内の林で、寺の坊守“ネオ”に助けられた自殺未遂男“ミク”との物語。※本書は茜新社より配信されていた「ミクとネオ 上」を一部改訂したものです。収録作品に変更はございませんので、ご購入の際はご注意ください。【全162ページ】
1:ペンネームの由来を教えてください。
最初に考えたのは「雨宮荷葉」でした。荷葉はお香の名前の荷葉(蓮の葉)からとりました。雨と蓮が好きなので、好きなものをくっつけたのですが、蓮をそのまま使うよりは荷葉の方が響きがいいかなと思って…。担当さんから「デジタルだから検索しやすい方が良い」と検索優先を激しく推され、「荷葉」が「かよう」になりました。今では文豪みたいな字面の名前にしなくてよかったと心から思っています。
2:作品を描くときに意識していることはありますか?
個性的なキャラクターを作ることと、とにかく格好良い攻を描くことです。新しいキャラを生み出すのは楽しいのですが、作品が増えるにつれ、どんどんハードルが上がっていきます……。
3:いちばんヘタレだと思うキャラは誰ですか?
「溺愛カレとオイシイ同棲中」の泰征です。美女好きでノンケなのに、ちょっと冷たくされると嫌われたと気落ちし、強引に迫られると断れず、気が付いたらリュドヴィックに抱かれてモノにされているという、流され体質。くっついてからも、なんだかんだとリュドヴィックに嫌われたくないと、悶々しているところがヘタレ…。
4:いちばん男前だと思うキャラは誰ですか?
「世界で一番激しい愛の一方通行」のサチは、男前を意識して描いていました。が、できあがってみたら、彼はまだまだこれからというところがあって、サチの後に作った「煽情の花、従順な僕」の道晴の方が男前になりました。
5:いちばん人生を満喫してそうなキャラは誰ですか?
愛する人との生活を得た「溺愛カレとオイシイ同棲中」のリュドヴィックかなと思います。見事自分の思惑通りの人生計画を絶賛進行中ですから。あと、自分の思惑通りかどうかは不明ですが、「ハジメくんとふたりのえっちな先輩のとろとろラブ」のハジメも、スペックの高い先輩二人をモノにして、夜の生活も含めて充実しているので、満喫していそうです(笑)。
6:いちばんテクニシャンだと思うキャラは誰ですか?
リュドヴィックと「煽情の花、従順な僕」の明がいい勝負です。リュドヴィックは真摯に相手の快楽を優先してプレイに励むタイプで、明は相手を翻弄しながら自分の快楽を優先するタイプで、この二人と一度でもHしたらハマる、くらいのテク持ちとして描いています。
7:先生の萌えどころを教えてください!
ガッチリしたムキムキの筋肉が大好きです。あとは指とか耳とか細かい部分の形の違いに萌えるので、丸い爪(泰征、ハジメ)長い爪(リュドヴィック、沖、棚橋/先輩2人は丸い爪っぽそうに見えて長い爪なのが個人的にめちゃくちゃ萌えです)とか、人の話を聞かなそうな耳(沖、棚橋、明)、話をよく聞いてくれそうな耳(ハジメ、道晴)など、ついこだわって描いてしまいます。おじさんキャラも好きなので登場人物の一人としておじさんも出せたらいいなと思います。
8:自分はS・Mどっちだと思いますか?
ドМ……です! 自分でМの意識はなかったのですが、担当さんとのやりとりで、新しい扉を開いた気がします。プロットやネームを提出した時の担当さんからの鞭が今は快感で、それがないと不安になるという、ドМっぷりです。リテイクが少ないと、「いいの? 本当にいいの? 嘘ついてない?? 見限られてない!? 捨てないでー!」と訴えたくなります。
9:最近嬉しかったことはなんですか?
「ハジメくんとふたりのえっちな先輩のとろとろラブ」の紙コミックス発売! これが最近というかデビューしてから最高に嬉しかったことです。もともとデジタルでの展開だったので、紙コミックスが発売される予定がなかったのですが、読者の皆さまの応援や編集部へのリクエストのおかげで、紙コミックスの発売が決まりました。皆さまに支えられているんだ、と実感できたことでもあるので、喜びもひとしおでした。
10:Renta!の読者にメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。レビューや編集部への感想メール、すべて拝読しております。皆さまのお声を胸に、今できることに全力で取り組み、楽しんでいただける作品を作ってまいりますので、これからも応援していただけましたら嬉しいです!