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早春の京都、伏見稲荷大社を散策する二人の美少女が居た。
金髪碧眼のキャロルと、清楚な印象の赤毛のルイーズだ。
キャロルにはシャルルという恋人がありながらも、密かにルイーズに惹かれていた。
彼に不満があるわけではない。でも、肉体的に彼を欲しながらも、心は親友の存在を渇望している。そんな戸惑いに終止符を打つために、キャロルは彼女を旅に誘った。
卒業すれば、キャロルはニューヨーク、ルイーズはパリの大学へ進学が決まっている。
刻一刻と、二人の別れの時は近付いていた――
※本作は、2015年幻創文庫で連載した同名小説を加筆修正し、番外編の短編書き下ろしを加えたものです。
金髪碧眼のキャロルと、清楚な印象の赤毛のルイーズだ。
キャロルにはシャルルという恋人がありながらも、密かにルイーズに惹かれていた。
彼に不満があるわけではない。でも、肉体的に彼を欲しながらも、心は親友の存在を渇望している。そんな戸惑いに終止符を打つために、キャロルは彼女を旅に誘った。
卒業すれば、キャロルはニューヨーク、ルイーズはパリの大学へ進学が決まっている。
刻一刻と、二人の別れの時は近付いていた――
※本作は、2015年幻創文庫で連載した同名小説を加筆修正し、番外編の短編書き下ろしを加えたものです。
心が満たされる相手と身体を絡ませたい相手は違う。短大生の私には高校時代から付き合っている恋人、杏奈ちゃんがいる。数カ月前までは全てが心地良かった関係なのに最近は違和感がある。杏奈ちゃんのバイト先のオーナーは赤髪のロングヘアーをなびかせるジュンジュン。初対面ですっかりトリコになった私は杏奈ちゃんが留守の間にジュンジュンと身体の関係を持つ。私がもっと彼女に気に入ってもらえればきっと本命の恋人にしてもらえると信じて私は舌先を動かす。
「フレンズ」は女性客専用のガールズバー。店で出会ったナナと瑠海《るみ》はレズビアンの深い世界へと踏み込んでゆく……。
大学生の瑠海は吹雪の夜に勇気を出して一人で「フレンズ」を訪れる。ドアを開けると店主のケイトが温かい笑顔で迎えてくれた。口下手な瑠海は酒の力を借りて自分が全く男性に興味を持てないとケイトに告白をする。初めての体験、女同士の恋愛、複雑な感情が絡み合うL《エル》の世界。
GL蜜愛文庫『禁断LOVERS━ビアンな彼女たち』が絵ノベルで登場！
大学生の瑠海は吹雪の夜に勇気を出して一人で「フレンズ」を訪れる。ドアを開けると店主のケイトが温かい笑顔で迎えてくれた。口下手な瑠海は酒の力を借りて自分が全く男性に興味を持てないとケイトに告白をする。初めての体験、女同士の恋愛、複雑な感情が絡み合うL《エル》の世界。
GL蜜愛文庫『禁断LOVERS━ビアンな彼女たち』が絵ノベルで登場！
まりあは高校時代にアキレス腱のケガでバスケを続けるのを諦めた。落ち込んでいる時にまりあを救ったのは高校の同級生のゆかだった。ゆかはショートカットのまりあと対照的にロングヘアの茶髪をなびかせて歩いている可憐な女の子だった。二人はじゃれ合う内に友達以上の深い仲になる。卒業式の夜にまりあはゆかに嘘をついて打ち上げを途中で抜け出す。まりあを誘惑する妖艶なラブちゃんの甘い囁きに負けてしまった。専門学校に入学をしたまりあはそこで大人の女性の味を知る。
唇が触れた瞬間に始まる恋。23歳のOLあゆみは優しい上司に手ほどきを受けて同性愛に目覚める。順調な2人の関係に忍び寄る第3の女の影。
「フレンズ」は女性客専用のガールズバー。店で出会ったナナと瑠海《るみ》はレズビアンの深い世界へと踏み込んでゆく……。大学生の瑠海は吹雪の夜に勇気を出して一人で「フレンズ」を訪れる。ドアを開けると店主のケイトが温かい笑顔で迎えてくれた。口下手な瑠海は酒の力を借りて自分が全く男性に興味を持てないとケイトに告白をする。初めての体験、女同士の恋愛、複雑な感情が絡み合うL《エル》の世界。
「好きって、どういうスキ？ 今のキスって、なに？」
アイドルグループの美佐子は姉御肌で、人気は常にベスト3入り。でも、人形のように愛らしくてアンニュイな魅力のあるアイリがグループ内の不動のナンバー1だ。
いつも後ろからアイリを見ていた美佐子は、いつしか彼女を支えたいと思うようになっていた。
ドームでのライブを控えて、プレッシャーを背負っているアイリが心配だというメンバーに、様子を見て欲しいと頼まれた美佐子は練習室へ向かう……。
ライバルだけど、いつのまにか、彼女はそれ以上の存在になっていたと気づいた美佐子はアイリから告白されて……。
アイドルグループの美佐子は姉御肌で、人気は常にベスト3入り。でも、人形のように愛らしくてアンニュイな魅力のあるアイリがグループ内の不動のナンバー1だ。
いつも後ろからアイリを見ていた美佐子は、いつしか彼女を支えたいと思うようになっていた。
ドームでのライブを控えて、プレッシャーを背負っているアイリが心配だというメンバーに、様子を見て欲しいと頼まれた美佐子は練習室へ向かう……。
ライバルだけど、いつのまにか、彼女はそれ以上の存在になっていたと気づいた美佐子はアイリから告白されて……。
「どうして、一緒にいてもさびしいの？」就職のために地元へ帰る美月と、都内で仕事が決まっている奈々子は最後の一週間を一緒に過ごしていた。男を切らしたことない奈々子は、ずっと美月が好きだった。だから、自分の気持ちがバレないように男と付き合っていたのだが、その相手が悪すぎると最後の説教をされた。これからは別れても慰められないと言われ、寂しさが募った奈々子は隠していた気持ちを口にしてしまう。このまま疎遠になってしまうぐらいなら、いっそ気持ちを知って欲しい。奈々子は親友の頬に、唇を押し当てた……。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは、いっさい関係ありません。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは、いっさい関係ありません。
