ソラーレ教の聖少女・レイラには、禁断の秘密があった。レイラの執事・ダリウスは日の光の下でも活動のできる吸血鬼で、レイラは彼に自らの血を与えていたのだ。周囲には決して認められない禁じられた行為――それでもレイラはダリウスの求めに応じ、ダリウスは彼女に絶対の忠誠を誓っていた。そんなある日、二人は吸血鬼による殺人事件に巻きこまれてしまい――!? 血の密約で結ばれた禁断の主従関係。その行方は……。
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