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『まんがタウン』誌で好評連載の本作が待望の単行本化。思春期まっただ中の少年ふたり、葉介と泉の心の往還をユーモラスに温かく描いている。
登校の為、いなか道を2時間かけて歩く泉。途中いつもすれ違うのが別の中学に通う葉介。時に傷つき時に笑いあい、ゆっくりと「ともだち」になっていく――。
登校の為、いなか道を2時間かけて歩く泉。途中いつもすれ違うのが別の中学に通う葉介。時に傷つき時に笑いあい、ゆっくりと「ともだち」になっていく――。
売れないバンドマン・日辻青色。彼のもう一つの顔は「画家」。画家としては定期的に仕事をもらえている日辻だが、実はその絵は高校時代の友人であり、家の外に出ることができない引きこもり・夜木が描いたものだった。バンドの方では全く芽が出ず腐っていた日辻だが、ある日夜木の描いた一枚の絵を見て衝撃を受け、もう一度本気で取り組もうと決意する。しかしその絵がツイッターでバズったことで、二人の運命が大きく変わり始めて――?
東北にある、バカでも入れる小さな美大。山の中にあって女子がほとんどの学校である。壁画の千葉と、日本画の本吉と、洋画の藤本は、同学年の気の合う仲間。冬の寒さも、制作の厳しさも、学生の楽しさも、将来への不安も分かち合いながら、共に過ごしている。真剣に創作をしながら。