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孤独な王女 王家の恋 V
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:キャスリーン・クレイトン 石井智子
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:237ページ
- ポイント数:レンタル300ポイント 購入600ポイント
タミール王国のレイラ王女は、初めての恋に浮きたっていた。兄の結婚式で見かけたある男性客に心を奪われてしまったのだ。聞くところによると、彼ケイド・ギャラガーはテキサスの大富豪にして有名なプレイボーイでもあるらしい。レイラは、彼からも熱い視線を送られたように感じ、保守的なタミールでは禁じられている行い、すなわち女性から男性に愛を打ち明けるという行動に出ようと覚悟を決めた。思いきってケイドの寝室を訪れるが、彼はレイラを冷たくあしらう。彼女が泣きながら部屋を飛びだすと、折悪しく父王シーク・アーメドと鉢あわせしてしまった。シークはケイドが末娘を辱めたと勘違いして激怒する。追及する父に対して、ケイドが発した言葉にレイラは耳を疑った。「王女殿下と結婚したいのです。お許しをいただけませんか?」
〈ラズロ・グループ〉のエージェント、リア・デ・ヘイズは、ニコラス・ドノバンを見つけて祖国に連れ帰るよう命じられた。半年前に毒殺された王子レジナルドが国王の実子ではないとわかり、反王制活動をしていたニコラスが真の王子だと判明したのだ。リアはニコラスの潜伏先をつきとめ帰国を促すが、彼は頑として応じようとしない。その一方で、リアは以前彼に会ったことがある気がしてならなかった。でも、いつ、どこで? 彼女はその疑問をニコラスにぶつけた。すると彼は言った。「ヒントをあげるよ」そして、リアに情熱的なキスをした。
★王子の死をめぐるスキャンダルから、王冠のゆくえを追ったミニシリーズも、いよいよ最終話。数々の困難を乗り越えて迎える、華麗なロイヤルウエディングにぜひご出席ください。★
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